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トピックス

27
Sep
2023

10代女性サッカー選手による左外側半月板損傷の症例をご紹介。

10代女性サッカー選手による左外側半月板損傷の症例

【属性】

10代女性

【職業】

サッカー選手

【傷病名

左外側半月板損傷

【主訴】

サッカーの試合中にドリブルして切り返し時に膝が内反して発生

【初検時の体の状態】 

発生直後は自身で動くことが出来ず当日整形外科にてMRIを撮ったが大きな損傷個所はなく終わり保存療法になったが、後日の経過観察で再度確認したところ外側半月板の損傷が確認でき数日後に内視鏡にて半月板縫合術を行う。
術後の痛みはなく整形外科の許可範囲でリハビリを行う。

【治療法】

手技、身体調整、トレーニング、電気療法(EMS・立体動態波)、酸素カプセル

【本症例の治療経過】

術後すぐは膝関節は動かせないためセッティング(大腿四頭筋の筋出力)をメインで電気療法(EMS)や手技によるリハビリをし、股関節や足関節などの関節周りの調整を施す。また回復を早めるため酸素カプセルを同日に行う。
松葉づえが取れた状態では、関節可動域のトレーニングに加え、バランス系のトレーニングも加え下半身の安定性を向上。
ランニングが許可後、重量も加えたトレーニングを追加し、体重以上の負荷を与え競技復帰に向けての筋力向上を目的に行う。
練習参加の許可後は、通常の練習の前にスプリントやプライオメトリクストレーニングなど高負荷で瞬発系の強化も行う。
約4か月で公式戦に復帰している。

症例・治療 - 2023.09.27