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トピックス

12
Jul
2023

40代女性が自転車走行中に車と衝突した事故治療例のご紹介。

自転車事故による膝の打撲治療風景


【傷病名】

背部挫傷、頚椎捻挫、臀部や両膝の打撲数カ所

【属性】

40代女性 会社員 工場勤務

【主訴】

自転車で走行中、T字路で一時停止無視してきた車と衝突し転倒して全身を強く打ち付け負傷された。
受傷後3日目でご来院されました。

【初検時の体の状態】

痛みを訴えていたのは首から背部にかけての圧痛や運動痛、膝や大腿部に内出血があり、歩行時に右膝の痛みが著明である。
整形外科でレントゲンを取ったが骨には異常はなく、1週間は安静にと診断され仕事を休んでいる。

【治療法】

電気治療(超音波/立体動態波)、身体調整、酸素カプセル、包帯固定。

【本症例の治療経過】

初回は炎症を抑えるため打撲にはアイシングと電療、首や背中の痛みには筋緊張を和らげる電療を施す。また怪我の回復を早める為に酸素カプセルを同日に行う。
右膝には腫れを取る目的で超音波を使用し、歩行時に痛みを訴えているため包帯固定を施す。
受傷後1週間が経ち、左膝の腫れと熱感、歩行時痛が半減した。
また仕事中の首の筋緊張、頭痛を気にされていたので軽い手技を開始し筋肉の緊張を緩める。
3週間が経過し、ほぼ毎日の通院で日常生活に支障がないほどまで回復された。