交通事故による頚椎捻挫(首の痛み)
【傷病名】
頚椎捻挫(首の痛み) 20代女性
【主訴】
車の運転中、一時停止無視の車に真横から追突される交通事故。
事故初日に整形外科へ行き、レントゲン等の検査をし頚椎捻挫、筋肉の炎症があると診断され、痛み止めを処方された翌日にたかさき整骨院へ来院されました。
【初検時の身体の状態】
首を左右に動かすことがほとんど出来ず患部が熱をもち、首から肩甲骨にかけて筋緊張があり、事故当日より翌日の朝ベッドから起き上がる際の方がより痛みが増していたと訴えていました。
【治療法】
治療初期には炎症を和らげるため患部にアイシングや電療(立体動体波)を当てて筋肉や神経に対してリラックス、血行促進を働きかけました。
同時に酸素カプセルを使い(新陳代謝を高め怪我の回復を早める)も同日に行いました。
【本症例の治療経過】
治療初日は炎症を和らげる為に電療と酸素カプセルを同日に行う。
翌日の来院時には炎症が引いて首の可動域が少し改善され、寝起きの痛みが半減していた。
受傷1週間で炎症が落ち着いたが筋緊張が残る為、手技とハイボルトを取り入れると大幅に首の可動域が改善され生活に支障がなくなってくる。
受傷2週間、仕事がデスクワークで夕方になると肩甲骨の筋緊張が気になるとのことでストレッチポールを使ったエクササイズを行い、これも首や肩甲骨の動きの改善に繋がった。早期回復を目指す為には積極的な運動療法も大事なことになる。
痛みの再発防止の為にストレッチ指導も行う。
頚椎捻挫と診断されても比較的軽症な筋肉や靱帯を傷めたものや、骨や神経の損傷を伴う重症なものまで様々です。
また頭を強く打った、頭が強く振られて頭痛や吐き気を伴う場合は脳震盪の疑いもあり脳に問題が起きているケースもございます。
その場合には他の医療機関もご紹介する事もありますので、受診された時になるべく患者様の症状を細かくお聞きしています。
当院は、交通事故治療で首や腰の痛みを取るのが得意です。
事故のお怪我で気になる症状がある方はお気軽にお越しくださいね。