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トピックス

14
Feb
2022

交通事故によるむちうち、腰の痛み

交通事故のむち打ち症事例と治療の紹介

【傷病名】

頚椎捻挫、腰椎捻挫  40代男性

【主訴】

車の運転中、交差点で停車中に後方からの追突事故。
事故初日、首と腰に痛みがあり整形外科でレントゲンを撮ったが骨には異常がなく「頚椎捻挫、腰椎捻挫」と診断された。
筋弛緩剤を処方されたが痛みがなかなか引かず頭痛も出てきて、受傷5日後に来院されました。

【初検事の身体の状態】

上を向く動作と顔を右に向ける動作をしようとすると痛みが強く、動かすことが出来ない。
腰は前屈みをすると痛みが出ている。
首、腰と共に患部に強い筋緊張がある状態で、それに伴う緊張性頭痛も後頭部に出ていた。
また日常生活で車の運転が多く、振り向く動作や座位姿勢が困難と訴えていた。

【治療法】

事故直後は炎症(熱感)と緊張を和らげていくことが必要となります。
また患部に触れての手技は軽めに行い、刺激の強い電療や手技は痛みや炎症が余計に増す可能性があるので禁忌となります。

今回は急性期の痛みの軽減に効果を発揮する微弱電流治療器(ACU SCOPE)を使い、強い痛みを取り除きます。
また酸素カプセル(新陳代謝を高め怪我の回復を早める)も同日に行いました。

【本症例の治療経過】

初日来院時の治療ですぐに効果は現れ、痛みが軽減し首が動かせるようになった。
翌日には痛みは半分以下になり、頭痛の症状も出ていない。
3回目以降の治療は手技を取り入れ、違和感が少し残っている程度で首の可動域制限と腰の痛みは大幅に改善していた。

現在受傷3週間が経過し、痛みは違和感程度になり日常生活には支障なく過ごしている。


また当院では交通事故治療を扱う整骨院として、正しい自賠責や法律の知識が必要になる事もありますので、スタッフは定期的に弁護士によるセミナーを受けています。
通院についてや保険屋さんとの対応、慰謝料のこと、弁護士事務所の紹介などのご相談も承りますのでお困りの方はまずご相談ください。