HOME » トピックス » 症例・治療 » 鼻骨骨折の症例をご紹介。

トピックス

17
Jul
2015

鼻骨骨折の症例をご紹介。

鼻骨骨折の治療経過写真

今回、「鼻骨骨折」で来院された高校球児の症例をご紹介いたします。

(※ご本人に協力と許可をいただき、経過写真を公開しております。)

高校3年生で部活の練習中にワンバンした硬式ボールが顔に直撃。
整形外科にてCT検査の結果、「鼻骨骨折」と診断されました。
翌日、当院に来院されたのですが、かなり腫れ上がり痛々しかったです(>_<)

鼻骨骨折は、患者さんのように部活動中でのアクシデントや男の子のケンカなど、活発に動いている最中によく遭遇してしまいます。
鼻骨はとても薄い骨なので、日常生活のなかでも肘や硬いモノにぶつけた程度でも骨折してしまう人もいます。

万が一骨折した時は、先ず整形外科で適切な診療を受け、骨がずれてしまっている場合は、元の位置に戻す手術が必要になることもあります。
そのまま放ってしまうと1~2週間でそのままの形で癒合してしまうので、健康面に支障がでるばかりか、見た目も悪くなってしまいます。

今回の高校球児さんは整形外科にて画像で診断をしてもらった結果、骨の転位が見られず、骨癒合を待つのみということだったため、骨折後の後療法という形で当院を活用していただきました。

当院では、「酸素カプセル」、「3Dmens」というマイクロカレントの最強版を駆使し、「鍼灸治療」をプラス。

★酸素カプセル:ケガの早期回復効果。
★3Dmens:急性期(炎症時)の局所冷却で炎症抑制効果。
★鍼灸治療:恒常性(病気を自然に回復させる作用)促進効果。

2日連続で治療、1日空けもう2日間治療した結果、5日間でかなり腫れが引けました。

もちろん何もしなくても骨癒合は進みますが、上記のような後療法を行う事により回復を早め、また二次的な障害も防げます。

実際に、ぶつかった衝撃で首にも痛みが発生していたので、首の調整と元々の足首の捻挫を治療しながら順調に回復に向かっております( ^ω^ )

CT画像を見ましたが、今回の骨折はほとんど転位も無くこのまま骨癒合が進むのを待つのみという感じでした(^^)

これから高校球児の夏本番に向け、焦る気持ちを抑え治療に頑張って通ってくれたので良かったです。

今年もまた楽しい季節が始まりますね!

平日夜10時まで土日祝と全日診療しております( ^ω^ )

部活帰りで中々治療に行けない、仕事帰りにどこもやっていないなど、お身体の痛みや不調でお困りの方は是非一度ご相談ください!

症例・治療 - 2015.07.17