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トピックス

24
Jul
2015

鎖骨骨折の症例をご紹介。

鎖骨骨折 初日のレントゲン写真

小学校4年生がサッカーの試合中に相手の選手と交錯した際に肩部から地面に落下し鎖骨を骨折しました。

治療メニューは「酸素カプセル30分」「超音波LIPUSを20分」を一か月間、ほぼ毎日実施いたしました。
以下のXP画像は受傷後、ほぼ10日間毎の経過です。

【治療10日後】
鎖骨骨折 治療10日後のレントゲン写真

【治療20日後】
鎖骨骨折 治療20日後のレントゲン写真

【治療1ヶ月後】
鎖骨骨折 治療1ヶ月後のレントゲン写真


★今回の治療にあたり、骨癒合に劇的な効果を発揮する治療機器「超音波LIPUS」の特長をご紹介。

超音波LIPUS

超音波LIPUSは骨折専門の治療器となります。
受傷早期から使っていただければ、40パーセントほど骨癒合が早くなります。
最近では歯科分野でもインプラントの早期オッセオインテグレーションと安定性を出すために使われております。
動物実験ではラットの軟骨が再生するとの文献も岡山大学から発表され、変形性膝関節症の治療で使っている施設も多いです。
これは軟骨を構成するCCN2蛋白(結合組織成長因子)が増えるからと言われています。
関節リウマチの文献も出ており、COX2遺伝子という発痛物質を出すおおもとの遺伝子を抑制してしまうという発表もありました。
超音波の作用として結果が出て助かったとよく言われる症状は、骨折の癒合、各種変形性関節症、骨壊死、シンスプリント、オスグッド、ばね指、腱鞘炎、急性期の腫れの緩和等になります。


当院では、様々な症状に対応できるよう、各種治療機器を完備しております。
お気軽にご相談ください( ^ω^ )

症例・治療 - 2015.07.24